ストーリー

せつなくも温かい、奇跡の愛の物語

掌の前に突然現れた不思議な少女ミニー。無垢に振る舞う彼女を、戸惑いながらも何となく受けいれてしまう掌。
他愛もない交流が、掌にとっては心温まる優しい日常となっていく。
そんな日々が続く中、彼は大事な何かを忘れて生きてきたことに気付き始める。
それは、たった一つの願い・・・。
流れた星が運命を交差させ、交わるはずのなかった二つの世界は繋がっていく―。

夜空に放たれたメッセージ

・・・・・・聞こえるかい?君にはボクの声が聞こえるかい?
番組の名前は『月夜のレディオ・ショー』。DJはボク、サトザキ・世界だ。
あったかもしれない世界と、なかったかもしれない世界。その狭間で、現在は不確かに揺らめく・・・。
もしも、だ。君の10年の祈りが夜空に届くとしたら・・・。

メビウスの輪

「うーん、やっぱり不思議だなー。これって、どうして真ん中で切っても二つにならないのかなあ?」
「ふふ。メビウスの輪は表と裏がなくなるからね。」
「・・・・・・どうして表と裏がなくなるの?」
「それは・・・、ねじれが加わったからだよ。このねじれってのにパワーが宿っているんだ。」
「ふーん・・・・・・。じゃあ、ねじれが加われば、交わらない世界も、交わるってことだね。」

ミニー

掌の前に突然現れた、
どことなく落ち着いた雰囲気の不思議な少女。
本人いわく「ただの家出娘」。

掌(たなごころ)

海辺の小さなラジオ局でDJをしている。
突然家出してきたミニーに押しかけられるが、
なぜだか自然と受け入れてしまう。